⭐魂は求め合っても心が邪魔をしていた 君と出会えた瞬間
「もう後戻りしないと決めた瞬間」
の続き
一度繋がった手、もう離したくないって思った
二人手を取り合って、何かに導かれるように運命の場所に向かった
運命の再会を果たすために、あと必要なのは半歩進む勇気
寒空の下、naoのことを初めてしっかり見つめた。改めて、色んな想いが溢れてきた
この人のことを一体いつから好きになったんだろう。
つい最近のことじゃない、でも、思い出せない。
ずっとずっと前から好きだったのに、何で今までそう思うことすら、かなわなかったのかな。
ずっと何かが二人の間の糸の上にあって、邪魔をされてた。お互いのことを考えることすら阻まれていた。
それが今はもう無い。
初めてnaoのことを考える自由を得られた。
出会って十年も経っていたのに、ずっと同じ職場にいたのに、どうして何にも知らなかったのかな、お互いのこと
時間を取り戻すように、時間を飛び越えて、気持ちを伝えあった
言葉が追いつかないくらい気持ちが先に行っていた。
ずっと気になる存在だった。ずっと好きだった。
抱きしめた。もう言葉はいらなくなった。
この感触って?。。。後から湧いた感情。
二人抱きしめあった瞬間、全ての感情がそこにあることに気付いた。それと同時に全てが存在しない、真逆の、無。何もないというのを感じた。
もともと一つのものが離れ離れになり、元の場所に戻った?
気持ちよくて、安心できて、安らぎ、感動、そんな言葉をいくつ並べても足りないもの
二人が二人を見失う?一人しかいない?
一つであるものの存在?
やっと見つけたよ。こんなに待たせてしまったよ。
よりによって、二人ともいい歳だよなあ。
そんな感情が後から浮かんだ。
懐かしいね。今日が初めてなのにね。
なんてピッタリなのかな、同じ形の組み合せ
たった一つしか存在しない組み合わせ
寒空の中、星空の下、永遠を感じた