一冊の本

一冊の本との出会い

一冊の本
naoが週末見つけた一冊の本がある。その本は、とても大きな本屋さんにあるたった一冊の本。
たくさんある本の中から目的の一冊の本を選ぶのは至難の業。
くじ引きの箱にある丸い穴に手を突っ込んでくじを抜いてみせるようなもの。
そして見事に当たりくじを引いてみせた。
ありがとう、本当にいい本だよ。
この本を見つけてくれたことに本当に感謝するよ。
君から手渡された一冊の本が今ここにある。

メッセージはここにある

一冊の本
そして、二人に向けられたこの本を、今読み終えた。
こんな本を見たのは人生で初めてのこと。
その本は、いつかの二人が、今の二人に向けたメッセージ。
確かにそこに自分たちの姿を見た。
こんな偶然は無いから、これは必然のストーリーの一部分。本当にこんな事ってあるんだね。
たくさんの絡み合う伏線がときほどかれて、答え合わせの時間に巡り会えた。
またツインレイの奇跡が起こったね。
2つの魂は幾度となくすれ違い、重なり合い、そして今もまたここにある。
過去はしっかりと、この本に記されていたから、この先の出来事は自分たちが置いていかないといけないことを悟った。
いつまでこれが繰り返されるのか、いつになれば別の世界に向かうのか、それはまだわからない。
二人にできることは、未来の二人につなげること。

時間を越える鏡の中の世界

一冊の本
本を開くとそこには文字の様に見える鏡があった。
自分たちの姿ではないのに、知らないはずの自分たちの過去が散りばめられていた。
今まで目にしても、気付かずに通り過ぎてきたたくさんのものが、振り返ると何もかもがこちらを向いていることを知った。
こんなにも、溢れていても気付かないものってあるんだ。
もしかしたら、世界にはそういうものしかないのかもね。
メッセージに溢れる世界の中で、たった一つのメッセージにさえも気付かない二人への特別の贈り物。

導き引き寄せられる空想の中へ

戦争のさなか、1機の小さな飛行機が空に飛び立った。もう戻ることのない世界へ向かって。
零戦
たどり着くところがあるならば、そこはきっと来世。
空は青々と、海は無数の揺らめく光に満ちて、何かが終わる前触れの一つも感じさせない、日常から遠ざかる世界の真ん中にいる自分を感じていた。
脳裏に描くいつもの青い海原は、遠い過去に見た記憶。それが何を意味しているかへわからず、ある曲のインスピレーションでよみがえっていた。
海の上
海面に近い揺らめきと、数え切れない紺色と、日の照り返しが織りなす、煌めく光景を思い出していた。
戦艦
そして大きな船影と、流れるような海面をじっと眺める心地よさを感じると、優しさとか非日常のど真ん中で見る、日常の世界を感じた。
それはいつか見た景色。
上陸
悲しみにくれる世界は、やがて終わる。たとえ、離れ離れになっても幸せのエンディングが来るのは、しっかりとしたコンセプトで作られた世界だから。
神様とやらはやっぱりハッピーエンドを望んでいる。
数限りない一幕が続く
いくつもの物語に生きる二人。

足跡を辿る旅に出る

旅に出よう
遥か南の楽園へ向かうのは、紛れもなく誰かに引き寄せられたから。
ただの戦跡は、後からじわじわとよみがえる戦慄のように、目にも見えない何かの足跡。
かつてこの場所は来たことがある。それが誰としてなのか、実態のない存在としてなのか、それはわからない。
グアム、ハワイ、そして沖縄へ。
沖縄
一本の線でつながるものがあるとすれば、
それは船の軌跡のようなもの。
その航海を巡る旅に出よう。
航海
何も気づかずに眺めていた。写真にさえ写らない何かがそこにはある。
目を凝らしても見えないものだから、一揃いの魂でしか感じられないものがある。
そこにあるものを感じるには、足りないものがあった。
次は二人で行こう。

今世ですべきこと

もう使命の半分はこれまででやりきっていて、残り半分がこれから始まる。
どうやって未来の二人に伝えようか。
一冊の本

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