⭐手帳に書かれていた☆印 6年後の奇跡 その5
ツインレイに出会うまでの奇跡

二人が始まったあの場所で、
先輩のことをnaoに伝えた
星が見えるあの場所で

一通り話終えた途端、hisaの涙が溢れだした
子供が母親の前でするように、がむしゃらに泣き出した
naoは全てを受け入れてくれるように優しく、そのままhisaを泣かせてくれた
6年前、十分泣ききれていなかったのを理解して、思うままに泣かせてくれた

するとnaoも大切な話があるから聞いて欲しいと語り始めた
naoにも大切な片思いの先輩がいた、
学生時代のクラブの一つ上の先輩
naoが20歳の時、学生時代の友人から電話があった
 
 
 
先輩が突然、交通事故で天に旅立ったと

葬儀の日、
部活の顧問の先生が泣きながらこう言った
みんな、車は運転せんといてくれ
もう誰も、一人も失いたくないから
次々に涙が広がっていった
その場にいたみんなの悲しみが溢れかえった

それ以来、車の運転の時には先生の言葉が脳裏によみがえる
運転なんかしたくない、未だに忘れないよ
naoもまた、hisaと同じ心の傷を持った人生を背負っていた
そして、二人で同じことを誓いあった
もうこれ以上大切な人を失わないでいよう
絶対に、
その言葉と共に、二人揃って涙が溢れ出した、二人揃って、気が済むまで泣き続けた
枯れるはずのない涙が枯れるまで

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